1学期終業式 校長式辞

○校長の片山です。終業式にあたり、放送室より皆さんにメッセージを贈ります。1学期を振り返り、考える時間としてください。

○まずは、1年生。高校に入学して4か月が経ちました。学校に慣れ、毎日楽しんでますか?

ここでキーワードを2つ。それは、慣れるということ)と(たのしむということ。人間、環境に慣れることは大切です。しかし、慣れてしまうことで(これくらいで大丈夫)と思っているならそれは違います。そして(たのしむということ)、わたしは(ホントのたのしむは)自分だけではなく周りも楽しい気持ちにさせるという意味に解釈しています。

みなさんは、いかがですか? 1学期を振り返り考えてみましょう。先日の学年集会で、1年生の4月の遅刻回数は60回との頑張りを聞きました。「やればできる!」皆さんの頑張りに期待しています。

○次に2年生。高校生活の中で、振り返ってみると、実は最も大切で(自由のきく)1年、

それが2年生です。3年生になれば、将来の進路を決めなければなりません。

そこで提案です。この夏にしかできないことに挑戦してみてください。例えば旅に出る。旅と言えば、今年は、修学旅行もあります。今から楽しみですね。(たのしむ)とは、先ほどの話にもあったのでもう皆さんお分かりですね。「自分だけではなく周りも楽しい気持ちにさせる」ことですよ。

○最後に3年生。いよいよ真剣に自分の進路を考えなければならない時がやってきました。

準備はできていますか?調子はいかがですか?忘れないでほしいのは、「絶対合格・内定するんだ」という強い意志)と(他人の意見や助言を聞く心の余裕)をもつこと。これを忘れないでください。みなさんの健闘を祈ります。面接練習で会いましょう。

3年生にひとつお願いがあります。11月には文化祭があります。みなさんの頑張る背中を下級生たちがみています。学校を引っ張っていくのは最上級生である3年生です。文化祭では、下級生や私たちにでっかい背中をみせてください。そして、福泉高校にあなた方の新たな歴史を刻んでください。

○本日のこの内容は、HP「福泉だより」にアップします。聞き逃した人、もう一度聞きたい人はHPをごらんください。

(全体にむけて、ひとつ話をします。)周りが寝ていたら起こしてあげてください。

○「心がけ」について

日頃から、心がけることの大切さを感じています。さて、あなたは、いつも「なにを?どんなことを心がけて生活していますか」なんでもよいので、(できれば世間一般に善い行いとされていること)まずは、「心がける」という言葉について考えてから、それを是非「行動に移してください」。

「心がけ」ることで、ヒトは変わることができると思っています。例えば、身だしなみを心がけると(家を出るとき鏡を見よう)となります。例えば、テストでよい点数がとりたいとなると(授業中話さない、寝ない)を心がける。いつも反抗している親や先生に対して、「ごめん」という気持ちがあるなら、「玄関の靴をそろえておくとか、教室のゴミをゴミ箱に運ぶとか」なんでもできることがあります。

(心がけること)これを考え実行してください。これを私からみなさんへの夏休みの宿題とします。2学期の始業式で会いましょう。

(全文掲載)