時間のとらえ方(イメージすること)

 ほとんどの人は、時間は過去から未来に向かって流れ続けていると感じていると思う。 そして、過去に要因があって今の自分がいると思っている。例えば「あの大学に合格したから、今の会社に就職できている」とか「あの時、海外に行ったから、今、英語が話せている」...。

 時間の捉え方について、それとは逆の発想がある。それは、

(私たちと時間は未来に向かって進んでいるのではなく、私たちは今この瞬間に立っていて、時間は未来から過去に流れていっている。)というもの。

 川をイメージしてみる。①川の真ん中に自分が立っている。⇒②川上から流れ続けてくるのが未来。それが今の自分を通り過ぎていく。⇒③そして川下へ流れていくのが過去。自分が動くのではなく、時間が動いている感覚。

 「今この瞬間の自分」は「過去の自分の積み重ね」ではなく、実際は「イメージした未来が自分に向かって流れてきている」。だから、そうなったのは、過去ではなく未来に要因があり、思いがかなえられたということ。

「思うはかなう」。これは、北海道の赤平という町で、民間ロケットの挑戦している植松 努さんの言葉。まさに、思い描く(イメージする)ことで夢がかなっていく。それって、とても(すてきなこと)だと改めて感じた。