５月２９日（土）に76期１年スプリングセミナーが実施されました。
例年、京都大学での講演を行い、卒業生によるキャンパス見学ツアーを実施していましたが、緊急事態宣言下の活動が制限され、現地に赴くことができませんでした。その代替として、本校体育館にて、まず本校卒業生の京都大学院薬学研究科の高倉喜信先生によるオンラインでの講演会が行われました。その次に、卒業生の京都大学科学研究所生体機能設計科学研究領域の今西未来先生、69期京都大学院生、72期京都大学生が加わりパネルディスカッション、その後、質疑応答が行われました。ご協力いただいた京都大学院高倉喜信先生、京都大学今西未来先生、卒業生の皆様、ありがとうございました。
最後に、76期１年スプリングセミナー委員長よりコメントです。
「先日、スプリングセミナーを無事に開催することができました。当初は京都大学での開催を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で茨木高校体育館での開催となりました。当日はゲストとして茨木高校の卒業生で京都大学の大学生、大学院生の２名に来ていただきました。
はじめに、茨木高校の卒業生で京都大学高倉教授の講演を拝聴させていただきました。「茨高生になる」というテーマでオンラインでの実施となりました。オンラインで拝聴させていただき、次に、高倉教授、茨木高校の卒業生で京都大学今西准教授、大学生、大学院生、の４名のパネルディスカッションを生徒代表の司会が進行する形式で行いました。最後に、受験勉強のことを中心に、大学生、大学院生への質問会を行いました。特にパネルディスカッションは、初めての試みでオンライン会議を通したディスカッションが成功するのか少し不安がありましたが、無事成功させることができました。中では「高校と大学の学問の質の違いについて」「なぜ学問を学ぶのかまた学問を通して得られること」「これからの社会で必要だと思う能力」という３つの議題でディスカッションをしていただき、どの議題においても、他では聞くことができない貴重なお話を聞くことができました。76期全員が自らの進路に向けて視野を広げ、また学びへの姿勢を見つめ直すことができたかと思います。
私はこのような素晴らしい行事に、委員長として、深く携わることができたことをとても光栄に思います。この素晴らしい体験で得たことを自分のものにし、茨高生としての３年間を大切に過ごしていきたいと思います。」（76期１年スプリングセミナー委員長）
卒業生への質疑応答