2月21日(火)、22日(水)、鹿児島県文化センター宝山ホールにおいて、「第8回高校生国際シンポジウム」が開催されました。課題研究、探究活動の発表会および審査会で、人文社会学の研究から自然科学や数学、ビジネスの分野までの幅広い分野の研究成果について、スライド部門またはポスター部門に分かれて発表が行われます。
本校からは「ドクダミの魚病への効果~レンサ球菌症(Streptococcus iniae)~」と「泉佐野市に塾の助成金を出してもらおう!」の2組の研究が書類審査を通過し、2年生3名が当日の発表に参加しました。
当日の発表・審査では、「泉佐野市に塾の助成金を出してもらおう!」の発表がポスター部門「教育」の分野において、見事、最優秀賞、優秀賞に続く「優良賞」を獲得しました。課題研究をすすめた2人の泉佐野市議会をも巻き込んだ素晴らしい行動力と、人前でも物怖じしない堂々とした発表が高く評価されたのはとても光栄なことです。
本校では1年生の「セレンディピティ」(1単位)で、探究学習の基礎を学習しながら、研究課題の設定を行い、2年生の「文理課題研究」(2単位)において、設定した課題についての研究をすすめ、その研究成果を発表するとともに、最後に論文としてまとめています。
この2年間の取組みの成果が認められたことを嬉しく思うとともに、3年生の「キャリアスタートゼミ」も含めて、3年間継続した課題研究の取組みを通して、生徒に課題発見・解決力や情報活用能力、コミュニケーション力や発信力などを身に付けていけるよう、今後より充実させていかなければならないと思いました。
本日は、高校生国際シンポジウムに参加した3名に対して、同窓会の新田谷修司会長がお祝いに来てくださいました。お忙しい中、来校いただき、ありがとうございました。