姉妹校である「景美女子高級中学」との交流

 4月18日(木)、姉妹校である台湾の台北市にある「景美女子高級中学」の生徒32名と引率教員3名、通訳1名が本校を訪れました。コロナ禍の中、オンラインでの交流はありましたが、本校に来校しての交流は、元号が「平成」から「令和」に変わる前の平成31年4月24日が最後となっており、5年ぶりの実施となりました。本校から台湾を訪れる修学旅行もその年が最後になっており、今年度から台湾への修学旅行を再開させるにあたり、直接、生徒どうしの交流を行えたことは嬉しくもあり、とても有意義であったと感じました。

 当日は午前10時ごろに到着し、まずは会議室において私から挨拶を行った後、2年学年主任から1日の流れと本校の概要について英語で説明を行いました。その後、3限・4限の時間帯で、2年生全員が岸高ホールに集まり、景美女子高級中学の生徒・教員を歓迎する式典を行いました。

 両校を代表して私と謝先生から挨拶をした後、互いに、記念品を交換しました。その後、本校からブラスバンド部、少林寺拳法部、音体部が歓迎のパフォーマンスを行いました。続いて景美女子高級中学の生徒による演奏やダンスなどのパフォーマンス、学校紹介のプレゼンテーションが行われました。学校紹介では本校の約2倍の生徒が在籍することや第2外国語を選択できるカリキュラム、活発に行われている様々な部活動、女性建築家の設計による特徴的な施設など、とても魅力ある学校だと感じました。

 式典終了後には、ホール壇上において景美女子の生徒と本校2年1組から8組の代表生徒4名のバディとのマッチングを行い、32名が4名ずつ8クラスに分かれ、昼食タイムとなりました。

 5限めは32名が2年5組、6組、8組の3つのクラスに分かれて一緒に英語の特別授業を行いました。景美女子の先生方と授業を見学しましたが、生徒たちはグループに分かれ、楽しそうに英語による交流を行っていました。6限めの授業では、景美女子の生徒はバディのクラスに戻り、古典、地理、世界史、英語、家庭などの授業を一緒に受けました。

 授業終了後は会議室において、お別れ会として、景美女子の生徒32名と本校バディの生徒32名がクイズ大会を行いました。最後に私と謝先生から挨拶を行い、交流会は閉会となりました。その後、全員が正門付近に移動し、岸和田城を背景に記念写真を撮影しました。全体での写真撮影後も名残り惜しそうに、各自がバディやグループで写真を撮っていました。10時に迎えて16時までの間、あっという間に時間が過ぎた気がしました。短い時間ではありましたが、生徒たちが仲良く話しをしながら、別れを惜しんでいる様子が印象的でした。

 10月22日(火)から25日(金)の3泊4日で2年生が台湾への修学旅行に行きます。その2日めとなる23日(水)には朝から景美女子高級中学を訪れ、夕食懇親会までの時間、交流を行う予定です。今回32名ではありましたが、景美女子の生徒に来校していただいたことで生徒たちの修学旅行に対する期待が大きく膨らんだことと思います。

 私自身も、今回紹介していただいたプレゼンテーションや先生たちからの情報によって、学校に対する興味がとても高まりました。今から修学旅行で台湾に行くこと、景美女子高級中学を訪問することをとても楽しみにしています。ところで、今回私は式典とお別れ会の2度挨拶する機会がありました。式典では一部中国語で形だけの挨拶をしましたが、英語が苦手な私は結局日本語で話すことになりました。改めて英語力の重要性を実感したところです。10月に台湾を訪れるにあたっては、しっかりと準備をしようと、まずは7月に実施する中国語講座を生徒と一緒に受講しようかと思いました。

 今回ご来校いただいた景美女子高級中学の先生方、生徒の皆さん、どうもありがとうございました。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 

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