防災避難訓練・前期生徒自治会役員選挙を行いました

 4月19日(金)7限の時間帯で防災避難訓練を行いました。防災避難訓練を実施する目的は災害の基礎知識の習得と避難場所や避難経路の確認をすることにより、災害が発生した場合に適切かつ迅速な行動がとれるようにすることにあります。当日は第6限終了直後に数学科職員室にて火災が発生したという想定で、「数学科準備室で火災発生」との緊急放送により生徒たちは避難経路に従って第1グラウンドに避難しました。

 安全、迅速、静粛を旨とし、避難開始から全クラス点呼完了報告まで10分以内を目標としていましたが、8分強の時間で完了しました。集合後には教頭から避難に対する講評と災害にかかる基礎知識について話しを行いました。火災や地震などの災害が発生しないことを祈りますが、もし起こった場合にも、今回の訓練のように慌てることなく安全・迅速に行動してもらいたいと思います。

 防災避難訓練終了後、引き続き、前期生徒自治会役員選挙立会演説会を行いました。会長、副会長、書記、会計の4名の役員を選ぶための立候補者による演説会です。ここ数年は4つの役職に対してそれぞれ1名の立候補しかなく、信任投票という形での選挙が続いていました。ところが今回は会長候補に3年生1名と2年生2名の計3名が名乗りをあげるという、ここ数年には見られなかった状況となりました。それだけに演説では候補者のやる気と気合いが感じられました。

 選挙の結果、立候補した3年生が会長に選ばれました。その生徒は武田信玄の名言「為せば成る 為さねば成らぬ成る業を 成らぬと捨つる人のはかなき」から入り、3年生になっても会長に立候補した強い意志が感じられました。その力強さが多くの生徒に好印象を与えたのではないかと思います。

 会長としてどのように主体的に行動し、他の生徒と一緒に活動してくれるのか楽しみにしています。ぜひとも持ち前の行動力を発揮し、今回目標に掲げた「憧れられる自治会」をめざしてもらいたいと思います。また、多くの生徒を巻き込みながら、「為せば成る」という考え方を他の生徒たちにも広めてもらいたいと思います。

 近いうちに、今回選挙により決定した4名の役員と顔をあわせ、一人ひとりが考えていることと、その決意を直接確認したいと考えています。その時には、本校における現状の課題とより魅力ある学校にするための提案を聞かせてもらえれば嬉しいです。ただし、ここでいう魅力ある学校とは「生徒たちが3年間の高校生活をとおして大きな成長を遂げられる学校」というイメージです。話しをできるのが今からとても楽しみです。

  

  

  

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