本校ではグローバルリーダーズハイスクール(GLHS)として、将来グローバルに活躍するリーダーの育成に努めており、諸外国の異なる文化や習慣などについて理解を深め、国際的な視野を広げるとともに、コミュニケーション能力や英語をはじめとした他言語による表現力を育むことをめざした取組として、以前から2年生を対象とした「中国語講座」を実施しています。
今年度は7月13日(木)から19日(水)までの4日間、13:30~14:50の時間帯で実施することを2年生に伝え、定員20名で参加者を募集したところ、参加希望者は多く、22名が参加してくれています。講師は日本在住で元上海のTV局アナウンサーの方にお願いしています。
私は本日、その講座の様子を見学に行ってきましたが、教室に入った瞬間の明るく楽しそうな、アットホームな雰囲気に驚きました。希望者が集まっていることもあると思いますが、その大きな要因は、講師の先生の柔らかく穏やかな雰囲気によるものだとすぐに分かりました。コミュニケーション力があり、語り掛けるような口調で説明したり、話しをしたりしてくれていました。
本日3日めとなる講座の内容は、「レストランで注文する」「店で買い物をする」という場面での会話が中心でしたが、それに関連する中国の食事にかかる習慣や風習についても話しをしてくれました。特に、中国での大晦日やお正月での風習、北京ダックの食べ方などの話しはとても興味深かったです。
また、食に関わる中国の外来語が何を表しているのかというクイズも面白かったです。まずは、中国の外来語には音訳(音を参考に作られたもの)と意訳(意味を参考に作られたもの)があることを学びました。読み方や説明を聞き、皆が意味している言葉に納得させられるとともに、中国にも日本で馴染みの深いカラオケ、コンビニやスーパーマーケット、飲食チェーン店や電器店などがあることに驚きを感じていました。
今年度の中国語講座は明日が最終日となりますが、参加している生徒たちは明日の講座も楽しみにしていることだと思います。