近畿地区高等学校総合学科教育研究大会

 本日、第16回近畿地区高等学校総合学科教育研究大会(大阪大会)が大阪市立咲くやこの花高等学校で開催されました。この大会は年1回、近畿地区(兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県、大阪府)の総合学科高校が集まり、研究発表を行い、よりよい総合学科高校のあり方を探るとともに、時代に応じた高等学校教育の推進を図ることを目的としたもので、今年は「豊かな学びと輝く未来を!!総合学科は高校教育のフロンティア」というスローガンの下に開催されました。大阪では毎年、大阪府の総合学科高校による研究発表大会が開催されており、今回はその研究大会も兼ねての開催となりました。大阪の研究大会では参加各校の生徒がそれぞれの学びの実践とその成果を発表するというスタイルで行っており、今回もそのスタイルを中心に、咲くやこの花高校の先生による教員発表も加えての大会となりました。

 本校からは夏のピースワークに参加した2年生が「岩手県大槌町の震災ボランティアで学んだこと」と題して発表してくれました。とても感動的な発表で、会の終了後にも他府県の先生方から松高生の自分達の気持ちを素直に表現し、思いを訴える姿にお褒めの言葉をいただきました。もちろん本校だけではなく、他の10校の発表もそれぞれ個性的ですばらしい内容のものばかりでした。いずれの発表も生徒の主体的、体験的な学習から得られた成果が語られており、まさに総合学科が高校教育のフロンティアであることを確信するものでした。

 今大会の開催にあたり、ご支援いただいた大阪府教育委員会と大阪市教育委員会、学校を挙げてご尽力いただきました咲くやこの花高校の皆さん、研究大会に準備・運営を担っていただいた大阪府総合学科高校教頭会の皆さん、発表してくれた生徒の皆さん、そして参加してくださった近畿地区の総合学科高校関係者の皆さんに心より感謝申し上げます。

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