西日本フランス語暗唱コンクールで第3位など入賞

 1115日(土)、聖母被昇天学院中学校・高等学校(箕面市)で「西日本フランス語暗唱コンクール」が開催され、本校から3名の生徒が出場しました。結果は、橋本さん(高3)が、見事に日本フランス語教育学会賞(第3位)に、安井さん(高3)がアソンプスィヨン賞(第6位相当)に輝き、中村さん(高2)が努力賞を獲得しました。

 第3位を射止めた橋本さんは、ジャック・ブレルの詩『リエージュに雪が降る』を暗唱しました。ベルギーの雪景色が描かれたこの詩を、橋本さんは、美しい発音で、時にメロディーに乗せながら、劇を演じるように暗唱しました。フランス人審査員の方々から「独創的で芸術的だ」と高い評価を受けました。

 安井さんは、政治的演説「フランスは生きた木である」に挑みました。これはセネガル出身の政治家・詩人レオポール・サンゴールが行った演説の一部であり、背景の理解とともに高い表現力も求められますが、安井さんの暗唱は堂々として見事でした。安井さんは、10月に「西日本フランス語スケッチコンクール」という別の場でも賞を獲得しています。

 中村さんは初出場ながら、1年目とは思えない整った発音で、アゴタ・クリストフの作品の一節を、立派に暗唱しました。

 暗唱コンクールには西日本から高校生32名が参加しました。参加校にはフランス語が必修となっている学校もありますが、松原高校はここ数年、担当の上田先生の指導のもと連続出場しています。今回は、強豪校を抑え、過去の第5位を上回る上位受賞となりました。

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