今日はエイズデーです。

 早いもので今日から12月、今年も1か月を残すだけとなりました。冬季考査(後期中間考査)も峠を越えて、明日と明後日の二日間となりました。気を抜かずに最後まで全力を尽くしてください。また、今日の午後からは急激に寒くなるということですので、風邪には十分に注意して、体調管理を怠らないようにして下さいね。

 さて、本日12月1日は「世界エイズデー(World AIDS Day)」です。これは世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が1988年に制定したもので、毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。

 大阪でも12月3日(水)には大阪大学中之島センターで第28回日本エイズ学会学術集会・総会で市民公開講座「家族・友だち・学校みんなで語ろう『性と生のはなし』~HIV・性感染症を予防するために~」が開催されます。そして、その第1部の実践報告として本校の「るるくめいと」(1999年松原保健所と松原高校の連携で行われたHIVの予防啓発の「るるく講座」をきっかけとして生まれた、HIV・AIDSの予防啓発活動を行う自主活動グループです。  「るるく」とは、知、考え、動、の最後の一文字 る・る・く からきています。)の生徒たちが、「今あなたに伝えたい~HIV/AIDS ピア・エデュケーション」と題して報告をしてくれます。

 治療法の進歩により、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染したHIV陽性者が長く生きていくことが期待できるようになりましたが、HIV/AIDSは最近では地域的、年齢的にも広がりを見せ、依然として予断を許さない状況にあります。何よりも大切なことは正しい知識をみんながしっかりと持つことです。世界エイズデーの今日、自分も改めてHIV/AIDSの問題について考えたいと思います。

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