この日の参観は「現代文」。現代文と言っても森鴎外の「舞姫」ですから、古典のような難解さです。
文体は難解ですが、主人公の豊太郎と舞姫・エリス、二人の関係にハラハラドキドキ。知らず知らずのうちに作品に没頭していきます。「なんちゅうやっちゃ、豊太郎は！」「儚げなエリス、これからどうなるねん！？」と心中で呟きながら（叫びながら？）、50分はあっという間です。
大阪府立泉陽高等学校 校長 栗山 悟
2025年4月
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