8月26日「心のバランス」

今日の練習は今までで1番パフォーマンスが良かったように感じた。


大会が近いという緊張感とそれでもサッカーを楽しもうという気持ちのバランスがちょうどよく、とても軽かった。


そして周りの状況がいつもより見えた。緊張と楽しさのバランスとパフォーマンスの関係は科学的にも証明されているらしい。


今まではその説を疑っていたが、今日その疑いが晴れた。このバランスを忘れず大会まで保てたら最高だ。


それはさておき、よく周りが見られた時に特に感じた事をあげる。


まずはプレスの速さについてだ。今日はAチームとBチーム一緒に練習をしたのだが、Aはプレスの速さが全く違う。


Bで練習した時は、ボールが来てから次のプレーを考えてもなんとか間に合っていたが、今日はボールが来てから次のプレーを考える余裕なんてなかった。


しかし、このプレスの速さには悪い面も見られた。前に前にプレスをかけようとして、裏に簡単に抜けられることがあった。このようなことは四條畷高校サッカー部ではよくある。


気持ちが熱くなりすぎると冷静さを失う。大会になるともっと気持ちが熱くなるだろうが、熱さと冷静さという裏腹の関係にあるこの2つを良いバランスで保つことを意識したい。


そして、熱さに関して紹介したい文がある。
「自分より上の人間を見てどう思うか。希望を持つのか諦めるのか。」(ヴィッセル神戸・菊池流帆選手のブログより)


この状況は自分にもチームにも当てはまる。上を見て「すごいな、自分にはできひんわ」で終わるのか「あいつにできるのならおれにもできるわ」と努力するのか、この2つの選択肢の差はとてつもなく大きい。


格上を倒すことを目標にしている今、後者の気持ちを忘れてはならない。


ー2年プレーヤー Uー


掲載:顧問浅田