10月2日「選手権3回戦」

こんにちは、顧問の山磨です。

更新が大変遅くなってしまい申し訳ありません。

既にご存知の方も多いかもしれませんが、残念ながら3回戦で富田林高校にPK戦で敗れました。

試合をして頂いた富田林高校の皆様、

会場提供をして頂いた帝塚山泉ヶ丘高校の皆様、

本当にありがとうございました。

この敗退によって、3年生は引退することになりました。

 

 

試合について報告します。

試合開始と同時に、DFラインを下げてポゼッションを行いました。

試合開始直後は、ミスが起こりやすく難しい時間です。

普通は、大きくボールを蹴りながら、試合に入っていくのですが、

ミスを恐れずに勇気を持ってポゼッションを行いました。

ミスもありましたが、よくチャレンジできたと感じています。

相手はしっかりと守備ラインを締めて、我慢強く対応してきました。

本当に我慢比べの、大変緊迫感のある良い試合でした。

チームとしてはこの1年間で積み上げてきたものをしっかりと表現できていました。

・相手を見て、どうやって攻めるべきかを判断すること、

・しっかりとボールを止めて、相手の足元に強く低いパスをすること、

・細かくショートパスを繋いで、相手に的を絞らせずにギャップを突くこと、

・相手のプレスラインを超えたら、全員でロングランを行うこと、......

技術も能力も身体もない畷高でも、勝負していく方法を全員で模索してきました。

他校とは全く異なるアプローチの部分も多々ありますが、

徹底してやりきることをめざして取り組んできました。

その成果によって、チャンスを作ることはできましたが、ゴールが遠かったです。

しかし、後半の頭に右サイドから切り込んで、相手のファールを誘い、PKを獲得し、得点しました。

ここから追加点をめざし、さらに攻勢を仕掛けましたが、加点することはできませんでした。

ずっと耐えていた相手に徐々にペースを握られ、嫌な展開に持ち込まれました。

ギリギリで耐えていましたが、もうアディショナルタイムかというタイミングで

コーナーキックから失点しました。

その後も畷高のチャンスはありましたが、決めきれずPK戦へ。

相手の勢いそのままにPK戦で敗退しました。

 

 

振り返ると、1年間のいろいろな甘さがここに詰まっていたよう感じます。

最後はよく頑張っていましたが、選手権はやはりそこまで甘くないことを再認識しました。

それでも、3年生たちはここまでよく頑張ってきたと思います。

コロナ禍で十分に活動できない時期もありながら、春季大会に向けて頑張っていました。

そんな中での棄権。

仕方ないことではありますが、やり切れない気持ちでいっぱいだったと思います。

選手権でもそうなる可能性が大いにありました。

春で引退するのか、

棄権になる可能性もある選手権まで残るのか、

非常に難しい判断だったと思います。

実際に多くの3年生が引退しました。

そのことも残った3年生にとっては難しかったようです。

春季大会直後のスタートは良かったのですが、

結局その後はなかなか上手くいかず、悩む日々だったように感じています。

U18も上手くいかず、チームの方向性も揃わず、さらに選手権まで延期されました。

本当に難しい時間でした。

上手くいかないことばかりでしたが、最後までよく頑張ったと思います。

コロナ対策はどこの部活よりもチームよりも、徹底して取り組んできました。

結果には繋がりませんでしたが、ここまでの過程に自信を持ってこれからに進んでいってもらいたいと思います。

本当にお疲れ様でした。

 

 

この1年間、保護者の皆様、OBOGの皆様をはじめ、本当に多くの方方々のご支援ご声援によって、

無事に選手権を終えることができました。

本当にありがとうございました。

3年生はこの試合をもちましてサッカー部を引退し、進路実現に向けて勉強に取り組んでくれることと思います。

1、2年生は、今回の経験をもとに、新チームを立ち上げ、より一層頑張ってくれることと思います。

今後とも畷高サッカー部をよろしくお願いします。

顧問代表 山磨