5月1日「みんなで」

インターハイ3回戦 vs 上宮高校 0-2 負
上宮高等学校の皆さん、本日はありがとうございました。
試合内容については雨の中での人工芝なのでボールがいつもより滑りやすく、
トラップが収まらないという場面が何度かありました。
その中で前半の早い時間帯に1点を追う展開になってしまいました
そしてその後立て続けに2点目も許してしまいました。
どちらも防げるはずのものでしたが相手に臆してしまい
自信を持ってプレーをすることができなかったことが一番の原因だと分析しています。
しかし、その後は自分達のペースに持ち込んでいくことができました。
特に後半は何度も良い場面があり
応援してくださっているみなさんからの感嘆の声がフィールドの中に何度も聞こえてきました。
それ故に決め切りたかった。
一矢報いたかった。
そう感じます。
僕たちは『大阪No.1にふさわしいチーム』という目標を掲げて、打倒強豪私立を目指しています。
そして今日、選手権まで残すところ約4ヵ月となりました。
インターハイに敗北してしまった今、これからの活動は本当の意味で全てを選手権のために行います。
約4ヵ月、この月日をみなさんはどう感じますか。
僕は時間は限られているが、可能性は無限大であると捉えています。
今日のこの敗北を糧に今からの短い期間でチーム全体で成長できるかどうかに全てがかかっています。
高校生ながらこの畷高サッカー部でプレーしていると、
どんな時でも集団を引っ張る者は他の者よりも『強い』なと感じます。
ここでいう『強さ』とは一体何なのか。
みなさんはDAIKINという会社をご存知でしょうか。
僕の部屋にもあるエアコンを製造している会社で、ほとんどの方が認知していると思います。
そんな大企業の暗黙知として『人を基準に置く経営』という理念があるそうです。
その上で、人の持つ無限大の可能性を信じ、企業の競争力の源泉はそこで働く人にあるとし、
従業員一人一人の成長の総和が企業の発展の基盤である』という信念があるそうです。
僕達は技術では強豪私立に劣ります。
しかしながらここに僕たちは勝負をかけにいきます。
そのためにチーム全員が強い目標意識を持ち、激しいチーム内競争を生み出す。
全員がチームを引っ張り、全員がそれに応える。
そしてその枠をどんどん広げていく。
そしてそこで『強さ』を手に入れていくことが必要不可欠です。
今日の僕たちは弱かった。
本当に弱かった。
後悔はいくらしても足りないし、自戒も何度もしてしまう。
しかしながら前を向かないことには何も変わらない。
これもひとつの試練であると信じて、
夏に同じ場所で強さを持って戦うために努力を惜しまず進んでいきます。
また、この文章を読んでくださった皆様の応援が僕たちの原動力にもなります。
なので、今後ともどうか畷高サッカー部の応援をよろしくお願いします!!
拙い文章を読んでくださった皆様、ありがとうございました。
3年プレーヤーH
掲載:顧問山磨