12月24日「誰が誰のために」

僕は今日、サポートとして練習に参加した。
練習自体は悪かったわけではないのだが、
どこか締まりのない"表面的"なトレーニングになっているような気がした。
僕は何のために四條畷高校サッカー部として活動しているのだろう
 
サッカー部として活動するのには多くの目的がある。
試合に勝ちたい、上手くなりたい、活躍したいなど、人それぞれの目的があるだろう。
どの目的が良くてどの目的が悪いのかというような話ではない。
論点はもっと根本的な部分にある。
 
問題は「誰が」「誰のために」目的を達成しようと考えるかだと僕は思う。
 
「誰が」は言わずもがなサッカー部員の僕たちなのだが、
最近は本当に僕たちが成し遂げようとしているのだろうか。
これまで先輩方が積み上げてきたものを何となく引き継いで、
思考を放棄していないだろうか。
それでは僕たち自身の意思で目的達成を望んでいるとは言えない。
 
「誰のために」は個人的に最も大切にしていることである。
そして、僕は自分自身のために行動している。
もちろんチームメイトや先生方、OBOGさんのためにという思いは大きくある。
今までたくさんお世話になったので、その人たちのために行動するのは当然だ。
ただ僕自身が楽しまないとその恩返しは始まらない。
人は誰しも面白くないものに興味は持てない。
頑張ろうと思えない。
楽しさがないと行動は生まれないと僕は考える。
だから僕は自分の楽しさを第一に考え、
その楽しさを原動力に人のための行動に繋げていく。
 
ここまで長々と書いてきたが、結論としては「何もかも自分」だということが言いたい。
目的を掲げるのも、達成しようと努力するのも、達成して嬉しいのも全て自分だ。
今の自分が頑張れば未来の自分が幸せ。
まずは自分が自分のために行動することから始まる。
 
2年主将O
 
掲載:顧問山磨