今日のトレーニングに、僕はサポートとして参加した。プレーヤーとは違う視点でトレーニングに参加できるのは、非常に良い経験であった。サポートとして参加した1時間半の中で、僕が感じたことを書かせてもらいたい。
今回のトレーニングで、それぞれの「気づき」の少なさを感じた。
例えばトレーニング中、ボールが他部活のところへ飛んでいるのに、プレーヤーは誰も気がついていない時があった。
他にも、マネージャーやサポートの選手が、普通ではしなくて良いところまで動いてくれていたが、プレーヤーは自分のことだけに集中してしまって、周りのサポートに対して目を向けられていなかった。
様々な場面での「気づき」は大切である。
また、「気づき」だけでなく、そこに「思考」をのせていきたい。
気づいたことに対して思考するからこそ、自分の気づきが深まるし、普段から思考しているからこそ、気づきも増える。
僕たちが普段活動しているのは、畷高のグラウンドの4分の1のスペース。
そこで、自分のことだけになって「気づき」を増やせない人が、どうして4倍もの広さになった試合のピッチで、より多くの「気づき」を生み出すことができるだろうか。
また、これはさらに細かいところにまで言える。
学校や家での時間の使い方、授業の受け方、あらゆるところに意識を向け、「気づき」を増やせる人がどんな場面でも活躍できる。
まずは、しっかりと自分で考える時間を取り、どこに意識を向けるのか考えてみると良いと思う。
また、今回サポートとして様々なことをしていて、「ありがとう」と言ってもらったことがほとんど無くて、少し寂しく感じた。これは、マネージャーやサポートの選手はいつも感じているのではないかと思う。
自分が気づいたことに対して、まずは素直に「ありがとう」と言える人が集まる集団でありたい。
2年プレーヤー N
掲載:顧問浅田