２月１日（日）、大阪教志セミナー第９回を行いました。
午前は、連続講座「授業力をつけよう８」で、前回の講座から引き続き「模擬授業」に向けた取組で、今回は演習を行いました。
模擬授業に向けた「学習指導案２」の中から、10分程度の模擬授業の場面を抜き出したシナリオともいえる「模擬授業細案（読み原稿）」を基に、グループに分かれ受講生全員が「模擬授業」の演習を行いました。「模擬授業」に初めて取り組む受講生もおり、緊張の演習となりました。授業のねらいが明確であること、わかりやすい説明であること、話し方や動作に工夫があることなどについて受講生同士が意見交換し、改善に向けたポイントを見付けていきました。次回は、いよいよ「模擬授業の実施」です。
午後は、連続講座「現場の先生に学ぶ２～一人一人を大切にする学級集団づくり～」で、各校種において活躍されている12名の先生方を講師としてお招きし、６会場に分かれて行いました。それぞれの先生方が学校で実践されている集団づくりについて、学級づくりを中心にスライドを使ってお話しいただきました。また、実際に仲間づくりのワークを体験し、子どもたちと接することで理解が深まることを学びました。安全で安心な学級づくりが子どもたちの居場所をつくり、一人一人の違った個性を互いに認め合い信頼で結ばれた関係をつくり出せることも学びました。
「板書」の工夫や「模擬授業」でのポイントにも触れていただき、午前の「模擬授業」の演習を振り返ることもできました。
今回も現場のスペシャリストから、児童生徒一人一人が生き生きと学ぶことができる集団をつくるためのスキルを学ぶことができました。
（学校経営研究室）