2月17日(火)15:00より、講師に京都大学大学院教育学研究科修士課程の徳島祐彌さんを招いて、所内指導主事を対象にルーブリック研修を実施しました。ルーブリックとは、評価の観点と尺度を表にしたもので、表中には各観点における各尺度の典型となる記述がはめ込まれています。
課題づくりや問いの立て方に関する講義のあと、実際の素材を使って評価に取り組みました。課題は中学校社会科2年生の歴史的分野の内容で、「なぜ戦争が起きるのか? どうすれば戦争を防げるのか」について提言するというものです。生徒が完成させた12点のワークシートを用い、個人作業、グループワーク、発表、全体化と進めながら、尺度の典型となるワークシートを定め、典型的な記述をまとめていきました。
(カリキュラム研究室)