2月15日(日)、「大阪教志セミナー」第10回を行いました。連続講座「授業力をつけよう9」で「模擬授業の実施」と「小論文作成」を行いました。
受講生は、昨年8月24日(日)の開講式以来、教員に求められる資質や能力を身に付けるために、講座に取り組んでおり、第5回講座からは、学習指導要領に基づいた授業づくりについて演習を重ねてきました。今回は年間指導計画、単元計画、その中での本時の位置づけを明確にした学習指導案を基に、一人10分の模擬授業を行いました。前回、第9回にグループで模擬授業の練習を行い、互いに修正点や改善点を出し合って内容を深めていましたが、大変緊張した面持ちで受付に並ぶ受講生が多くみられました。
緊張しながらも、それぞれが前回の講座を踏まえ試行錯誤し、創意工夫したことが伺える模擬授業を展開していました。
受講生の感想には、「とにかく緊張した。」「自分では気づかなかった改善点が見つけられ勉強になった。」「他の受講生の模擬授業からも学ぶところがいっぱいあった。」「もっと努力しようと前向きな気持ちになった。」とあり、張りつめた緊張感の中、授業づくりに向け、学びや気づきを得られた様子が伝わってきました。
また、「模擬授業の実施」と並行して、「小論文作成」を実施しました。「はじめなさい」の合図で、一心不乱に原稿用紙に鉛筆を走らせていました。決められた1時間という時間の中で、事前に示された課題の内一つを選び、自分の考えをまとめて作成していきました。
「簡潔に、わかりやすく文字に表すのは難しかった。」「自分の考えや書きたいことを構成する力の重要性を認識しました。」と感想にありました。
平成26年度「大阪教志セミナー」も3月に実施する2回の講座を残すのみとなりました。これまでの講座を通して学んだことを確実に身に付け、更なるスキルアップをめざしてほしいと思います。
(学校経営研究室)