大阪府教育センターは動物園・水族館を含む広義の「博物館」と連携した教育を促進するための研修を、平成23年度から継続して実施しています。平成27年5月29日に大阪府教育センターの指導主事が、秋篠宮文仁総裁が臨席された日本動物園水族館協会(JAZA)の総会にて、環境教育について講演し、学習指導要領の内容と変遷について申し述べるとともに、それぞれの園・館で開発された学習教材やとっておきの写真・動画の教育利用への情報提供を提案しました。
総会での講演の動画記録はご覧になる方は、下の画像をクリックしてください。
大阪府教育センターでは、このような「博物館」と連携した教育促進のための研修を実施するとともに、平成24年度より科研費の助成を受けた「博物館と連携したPISA型学力の養成の方法論に関する実証的研究」(基盤研究C 24531227)を行ってきました。博物館と連携した学習が、生徒の関心・意欲・態度や思考・判断・表現という観点での学力養成に効果があることを、大阪市立自然史博物館・大阪府教育センター附属高校と連携した研究により実証しています。(6月5日にホテルアウィーナで開催された全国教育研究所連盟・研究発表大会にて発表いたしました)
大阪市天王寺動物園で開催された平成26年度10年経験者課題別研修
(小中学校教育推進室)