6月12日(金)、新規採用養護教諭研修(第3回)を行いました。
今回の研修では、
1. 救急処置に関する法的根拠
2. 危機管理の観点から、学校事故等緊急時の初期対応
3. 救急処置や心肺蘇生法の知識を深める
この3点を中心に行いました。
救急時の養護教諭の役割について再確認した後、DVD『命の記録』を視聴しました。あまりにも悲しく、命の大切さについて考えさせられる胸の詰まる内容で、心に大きく響きました。
演習では、AEDを用いた心肺蘇生法、三角巾を用いた固定等について演習を行いました。三角巾の装着のしかたは、一度習っても使わないと忘れるようで、受講者は1つ1つの手順を思い出し、確認しながら、真剣に取り組んでいました。
最後に、救助役と傷病者役に別れて演習を行いました。設定は、「遠足での地震発生」でした。停電を想定した暗い部屋の中では、互いの怪我の状況を把握したり、共有したりすることが難しく、受講者も対応に苦戦していました。
受講者の振り返りからも、研修の充実感やチームとして対応することの大切さなどに気付き、学校事故等における危機管理能力を高めることができる研修になりました。
(企画室)