8月10日(月)、授業力向上研修「高等学校 書道研修」を実施しました。
東百舌鳥高等学校の牧野浩二校長と昨年度まで港南造形高等学校長としてご在職であった美濃幸男先生(現樟蔭女子大学参与)のお二人を講師としてお迎えし、「『漢字仮名交じりの書』の表現の工夫と言語活動の充実について」、「日本の暮らしに息づく書―暮らしの書の学びー 創作:本の装丁(表紙・題字)をとおして」をテーマとし、実践的指導力の向上とグループ活動を通じての交流を図りました。
「『漢字仮名交じりの書』の表現の工夫と言語活動の充実について」
★ipadを生かしたアクティブラーニング
★グループで校歌の歌詞を考え(2番までの学校なら3番を)、各自が作品として仕上げました。
★あるグループで考えた校歌の歌詞による作品です。
「日本の暮らしに息づく書―暮らしの書の学びー 創作:本の装丁(表紙・題字)をとおして」
★本の装丁について熱く語って頂きました。
★それぞれが「クライアント」と「デザイナー」の立場になり、本の装丁をとおして題字と絵柄を考えました。「クライアント」からの注文を受けて「デザイナー」は題字と絵柄の組み合わせにも考慮しました。
受講者からは「アクティブラーニングの機会を生徒の立場で実践しました。最初はなかなか難しいことだと実感しておりましたが、話し合う時間が楽しくもあったので生徒に対しても実践しようと思いました。」「どちらのテーマの研修も、自ら考え、他者と話し、また考え、制作する。そしてまた話をするというサイクルが面白かったし楽しかったです。」といった感想が寄せられました。 (教育相談室)