8月10日(月)、11日(火)の両日、小・中学校初任者研修(2年目研修)を実施しました。「学び続ける教員」の育成をめざして、今年度から2年目教員を対象に新たに実施する研修の一つです。研修前半のテーマは、「児童生徒理解を深めるために4~学級における危機管理について~」
児童生徒にとって安全・安心な学級づくりのために、
1 教師の「感じとる心」を研ぎ澄ますこと
2 「あたたかな雰囲気」と「規律ある雰囲気」の両者のバランス
3 教師の日頃の言葉遣いや教室環境等の「ヒドゥン・カリキュラム」を見直すこと
これら3つの大切な視点について学ぶとともに、初任者が陥りやすい事例をもとに「2年目の先輩としてどんなアドバイスをするか」を小グループで話し合い、交流しました。
受講者からは、
・子どもたちの小さな変化に寄り添う「感じとる心」がいかに大切かを痛感した。自分自身が生み出している「ヒドゥン・カリキュラム」とは何かを振り返り、2学期からの学級経営にいかしていきたい。
・学級の「ヒヤリ・ハット」を見逃してはいなかったか、その場しのぎではない見通しをもった指導ができていたか等、自分の学級を見つめ直す機会となった。
・2学期、子どもたちが今以上に安全・安心な環境のもとで学べるために自分の学級経営の課題を夏休み中に整理したい。
といった振り返りがありました。
(企画室)