小・中学校人権教育研修Daを実施
9月16日、小・中学校人権教育研修Da(子どもの人権)を実施しました。小学校、中学校で人権教育を中心的に担っておられる教職員に加え、小中学校新任首席研修の受講者を含め約90名の参加がありました。
前半は「大阪府における子どもの人権をめぐる現状と課題」と題して、大阪府教育委員会事務局の講義、後半は「『子どもの貧困』を考える-子どもの生活背景を見つめて-」と題して、幸重社会福祉事務所代表の幸重忠孝さんによる講演を行いました。スクールソーシャルワーカーの立場から、これまで関わってきた子どもや家庭の実態を通して、子どもの置かれた状況の厳しさや学校でできることについて、家計から考えるワークなどを紹介しながらお話しいただきました。受講者からは、「厳しい生活背景にある子どもたちがいることをもっと考えないといけない」、「学校が安心できる空間となるようにしていきたい」という前向きな感想が多く寄せられ、充実した研修となりました。
(講義スライドより)
(人権教育研究室)