11月26日(木) 「学校づくり」特設フォーラムを開催しました。
各市町村立小・中学校の管理職及び教職員、市町村教育委員会の指導主事を対象としてご案内したところ、大学関係の方々も含めて330名を超える参加がありました。
■本フォーラムのプログラム
*所長挨拶
*講義「初任期教員の現状について」(大阪府教育センター 企画室)
*実践報告(守口市立八雲中学校・摂津市立味舌小学校)
*講演「初任期教員が輝くために」(大阪教育大学 教授 森田 英嗣)
*まとめ(大阪府教育センター 企画室)
課題や取組のきっかけ・アプローチ仕方に違いこそあれ、どちらの学校も「同僚性」を大事にしながら教職員の意識改革に取り組まれており、その様子を実践発表いただきました。教職員の意識が変わることで児童生徒の意識をも変えられること、学校や教職員は決して無力ではないこと、また、「授業改革」こそが重要な取組の視点であること等、2校の発表には共通部分も多くありました。
大阪教育大学の森田教授の講演では、「初任期教員が輝くために」~初任期教員の1年から考える~と題してお話しいただきました。大学の教員養成教育で学ぶことと現場で求められている力とのギャップについて、初任期教員が抱えている問題にマッチする研修の必要性等、時間をかけてていねいに検証・研究された内容を伝えてくださいました。
「教員が育つ」とはどういうことなのか、「教員が育つための組織文化構築」には何が必要なのか、集まったみなさんにはそれぞれの立場でじっくりと考えていただく機会となりました。
(企画室)