12月11日、宮城県石巻市の幼稚園を訪問しました。幼稚園新規採用教員研修(宿泊研修)で制作した大型紙芝居を贈呈し、所長からのメッセージを届けました。
大型紙芝居を石巻の幼稚園の子どもたちに届ける取組は5年目を迎えますが、その節目に当たり、桃生幼稚園、河北幼稚園の園児や先生方と大型紙芝居の読み聞かせや手遊び、歌等で交流しました。
幼稚園では、大型紙芝居の贈呈式を行い、大型紙芝居「うさぎのたんじょうび」の読み聞かせをしました。園児たちからは、大きな笑い声、大きな歓声があがりました。
その後、手遊び、歌で交流し楽しい時間を過ごしました。
お礼に年長組の園児によるダンスを披露してもらい、ハイタッチや握手をして終了しました。
震災からの復興は進んでいるように見えますが、園児たちの給食の食器がユニセフから送られたものであったり、まだ遠くへ旅行したりはできないなどの話を伺うと日常を取り戻すには時間がまだまだ必要だと感じました。
石巻市教育委員会の担当者と幼稚園教育やこれからの交流について意見交換や情報交換を行いました。
これからも交流を深めながら、震災のことを大阪の子どもたちにも伝え、ともに進んでいきたいと思います。
(企画室)