午前中は、「授業づくり基礎セミナーB」が実施され、約250名の参加がありました。
受講者は、校種・教科別に12の会場に分かれ、「大阪の授業STANDARD」がめざす「子どもを大切にし、子どもの力を信じ、子どもの力を引き出す」授業とは具体的にどのような授業なのか、子ども主体の授業を具現化するためにはどのような視点で教材研究をすべきか等、実習も交えながら学びました。
午後からは、4月からの教員生活に向けて、先輩教員や同期となる仲間とのつながりをつくるための「交流会B」が実施され、約160名の参加がありました。
交流会の運営は、スタッフ教員(2~4年目の「少し先輩」の教員)が行い、終始和やかな雰囲気のもと進行していきました。受講者からの不安や悩みに一つ一つ丁寧に答えているスタッフ教員の姿は大変頼もしかったです。
受講者からは、「実際の授業VTRを観ることで、子ども主体の授業の具体的なイメージを持つことができた」「セミナーが始まる前と終わった後では、4月に向けて抱える不安の数が大きく減った」といった振り返りがありました。
また、スタッフ教員からは、「少し前の自分を思い出し、初心に戻ることができた。元気を与えるはずが、逆にたくさんの元気をもらえた」「生徒を育てるだけでなく、後輩の育成も自らに与えられた大切な仕事の一つなのだと気づくことができた」といった振り返りがありました。
受講者、スタッフ教員ともに充実した1日となったようです。そして、教育センター担当指導主事もまた受講者、スタッフ教員の皆さんからたくさんのパワーをもらいました。
(企画室)