平成27年度「大阪教志セミナー」第9回開催

  1月31日(日)、大阪教志セミナー第9回を行いました。
   午前は、連続講座「授業力をつけよう8」で、「模擬授業に向けて2」と題して、校種別に6つの研修室に分かれ、模擬授業演習を行いました。
   前回の講座を踏まえて、模擬授業に向けた「学習指導案2」の中から5分程度の模擬授業の場面を抜き出して作成した「模擬授業細案」を基に、グループに分かれ受講生全員が「模擬授業演習」を行いました。受講生は、まず、各自が想定する児童・生徒のイメージと、その児童・生徒に何を伝え、どのような力を付けようとして授業を行うのかという「内容のプレゼンテーション」を行い、続いてそれに基づいた「模擬授業」をしました。グループごとに、授業のイメージを具体的にプレゼンテーションできていること、授業のねらいが明確であること、わかりやすい説明であること、話し方や動作に工夫があることなどについて受講生同士が意見交換し、改善に向けたポイントを見つけていきました。
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  午後は、連続講座「現場の先生に学ぶ2」として、「一人一人を大切にする学級集団づくり」の講座を行いました。午前に引き続き、6つの研修室に分かれて、各校種で活躍されている12名の先生方を講師としてお招きし、それぞれの先生方が学校で実践されている学級集団づくりについて、お話しいただきました。スライドや学級通信等の資料を使っての説明や、集団づくりの手段としてのアイスブレイクの体験を通し、安全で安心できる学級づくりのために大切なことを具体的に学びました。
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   受講生アンケートには、「発問してすぐに答えが返ってくることが理想ですが、つまずきのある子どもが教室にいることは事実です。その子どもを想定して、フォローできる授業をめざして模擬授業に挑みたい。」「命を預かっている自覚と重みを理解した上で、生徒たちに何を伝えたいか、どのように過ごしてほしいかを、心からぶつけて伝えられる気持ちが必要だと感じた。」「それぞれの先生によって子どもに伝えたいことは違うが、どの先生も"自分の軸"というものを持っている。私もこれから自分の軸をゆっくり探したい。」という気付きや決意がありました。
  次回はいよいよ「模擬授業」を実施します。これまでの学びがいかされた模擬授業がみられることを期待します。
                                                               (学校経営研究室)

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