5月19日(木)、当教育センターにて、支援学校新転任教員研修(第1回)を実施しました。今年度、初めて支援学校に赴任した教員92名が受講しました。
前半は、「大阪府の支援教育の現状と課題」と題して、支援教育課の首席指導主事より講義を行いました。「ともに学び、ともに育つ」教育、府としての多様な学びの場の設定について、また、安全・安心を第一とした教育の大切さについて、人権遵守の取組について等をお話いただきました。首席指導主事からの「障がいのある子どもの未来のために、教員として何をするのか」との問いかけに対し、真剣にうけとめて考えている受講者の様子がみられました。
後半は、当教育センター指導主事より「支援学校の教育課程と支援教育の指導の実際」の講義と演習を行いました。子ども理解に基づいた指導の在り方や一人一人のニーズに応じた指導・支援を行っていくための具体的な方法について学びました。受講者からは、「実践的な内容が多くてわかりやすかった」、「班別協議など交流する時間があり、他の方の意見をたくさん聞くことができてよかった」等の感想がありました。
(支援教育推進室)