5月24日(火)、市町村算数・数学担当指導主事学習会を実施しました。当日は、市町村教育委員会の算数・数学担当の指導主事31名が集まり、活発な議論が交わされました。
学習会のメインは次のような演習でした。
去る4月19日に実施された「平成28年度 全国学力・学習状況調査」小学校算数 問題B(主として「活用」に関する問題)の中の1問を取り上げ、
1 子どもたちがつまずきやすいところはどこか
2 それを受けての授業改善の提言
について、小グループで討議し、数枚のスライドにまとめ、3分間のプレゼンテーションを行うというものです。各班の議論は時間の経過とともにどんどん盛り上がり、研修室は参加者の熱気で溢れていました。
学習会終了後、参加者からは、「他市町村の指導主事と協働的に問題検討を行い、多様な視点で分析できたことが大変勉強になった。」「参加者が考えを出し合い、深められた今日のような研修形態を自分が担当する研修にも活用していきたい。」といった感想が出されました。
今後もこのような学習会をとおして、府教育センター指導主事と市町村教育委員会指導主事が協働し、互いのスキルアップを図っていきます。
(小中学校教育推進室)