今年度より高等学校・支援学校10年経験者研修の一環として5年目から9年目の教諭を対象としたアドバンストセミナーを新設しました。
アドバンストセミナーのメニューとしては、A「ロジカルシンキング」、B[メンタリング]、C「チームビルディング」D「アクティブ・ラーニング」があります。
6月10日より始まった、アドバンストセミナーBでは、「組織づくり メンタリング」をテーマとし、まずは理論を学びました。
「メンタリング」とは、人材育成の一手法で、経験を積んだ年長者(メンター)による対話や助言によって、経験の少ない後輩(メンティ)の主体的で継続的・自発的な成長を支援することを言います。
研修レポート作成の模擬実習では、育成する後輩教員を実際にイメージして、メンター(助言者)として、どのような支援をしていくのか考えました。
ここでは、「自分自身の初任期を思い出すと、周りの年長者に支えられ、たくさんのことを教えてもらった。」
「今までは、支援してもらう立場だと考えていたが、そうではなく、自分がしてもらったことを、後輩に返していく時だということがわかった。」等の感想がありました。
11月18日に実施する【検証】の回では、自分の強みを生かし、たくさんのすばらしいメンタリングの実践が報告されることを楽しみにしています。
(企画室)