6月3日、小・中学校人権教育研修A(第2回)(人権教育総論)を実施しました。小中学校で人権教育を中心的に担っている教職員および市町村教育委員会の担当指導主事合わせて約120名の参加がありました。
「公民学習」「歴史学習」「仕事・労働」の3つのテーマに分かれ、児童生徒が人権問題を自らの課題とし、解決に向けた行動につなげるための人権学習プログラムの在り方について、ワークショップや講義を通して考えることができました。受講者からは、「教員として、歴史の事柄だけを教えるのではなく、それを題材にして、今、そして未来をどう考えるか、というところに意識を持っていけるような授業をつくっていこうと思いました。」「実際に授業の流れをつくることで、自分の知識が増えただけでなく、子どもに何を感じさせるか、どう身近なこととつないで考えさせるか、といった授業のねらいを明確にすることができました。」という感想が多く寄せられ、充実した研修となりました。
(人権教育研究室)