教員・生徒「救急救命講習会」を実施しました

                            校長 片山 造

 先週末、24日(金)部活動生徒を対象に体育館で「救急救命講習会」を実施しました。講師は、本校の村田幸男教頭。まず、夏に向け熱中症に対する基礎知識の伝達と注意喚起があり、その後、「心臓突然死」の映像を鑑賞しました。そこにはみなさんと同年代で、部活動等の時間に命を失った方の写真とコメントが流されていました。驚くべきことに、1年間に約5万人もの方が「心臓突然死」を迎えるとのことです。

映像では、AED(自動体外式除細動器)を使用することで一命をとりとめた生徒への救命活動時の音声が流されていました。その音声には、緊迫した現場の様子と、ひとりの命を救うため、決してあきらめることなく「がんばれ」と声をかけつづけ懸命に活動する人々の姿が記録されていました。

その後、班に分かれAEDを使った実践型の講習を行いました。(実は、本校教員も前日に、同じ講習を受けました。)

いつ、あなたの身近かにいる人が生命の危険にさらされることになるかも知れません。そして、そんな場面に居合わせたなら、迷うことなく自分がやれることを探して(救命活動)に参加してください。

なぜなら、救われ生かされる「生命(いのち)」には未来があるのだから...

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