2学期終業式 式辞

校長 片山 造

○生徒の皆さん、2学期お疲れさまでした。

○「お疲れさま」という言葉の後には続きがあります。それは、「頑張りましたね」という労(ねぎら)いであったり、「ありがとう」という感謝の気持ちであったりします。

○もう一つ、「お疲れさま」という言葉は、人と人を(つなぐ言葉)でもあります。人は、何かとつながることで、(安心する)とともに(明日への期待)を感じます。

○ここに集いし皆さんには、そんな(つながる言葉)を大切にしながら冬休みを過ごしてもらえればと思います。

○ここで皆さんに質問です。皆さんに考えてもらいたいことがあります。

○それは「あなたが守るべきものはなんですか?3つ答えてください。」というもの。

○それぞれに、守るべきものがあります。そしてそれは環境によって変化していくものです。

○わたしが今、守るべきものを3つあげるとすれば、

まずは(1)信頼」。信頼を得るためには、「約束やルール」、「時間」等を守り、相手の期待に応えなければなりません。

2つめは(2)「生命」自分はもちろんのこと、自分と関わる人の生命は等しく尊いはず。

明日がどうなるかは誰にもわかりません。しかし、目をそらさなければ意外と何とかなるものです。そして、これだけは言えます。未来の風景をみることができるのは明日を生きている人です。

○さて、3つめですが。なんだと思いますか。それは3学期の始業式にお伝えすることにします。みなさんも「あなたが守るべきものはなにか?」を考えておいてください。

○みなさん、お疲れ様でした。そしてありがとう。3学期の始業式でまた会いましょう!