気がつけば...

校長 片山 造

 

6月20日(日)は父の日でした。毎年、実家でお祝いをしています。今年は、親父の「久しぶりにうなぎが食べたい」とのリクエストに応え、うな重(並)を注文するとともに(書きやすいノートと消せるボールペン)を贈りました。親父はどうやら、うな重よりもボールペンに興味を示したらしく、「おおーっ、便利便利」と言いながら何度もノートに書いては消しを繰り返していました。受取人を想いながら贈り物を選ぶ。それが何よりも嬉しいことです。

食べながら、「ところで、お前はお祝いしてもらったのか?」と親父に言われ、(あっ)と気がつきました。そうです、私も(父親)になっていたのです。最近、(気がつかないことが多いな)とつくづく思います。