3年「生命科学」稲刈り

生命科学担当者

 10月4日(月)4限目、3年選択授業「生命科学」において、学校横に広がる田んぼで稲刈り体験をしました。迷路のように曲がりくねった畦道を進みながら、「カエルおる!捕まえたい」「通学中に見えてて、何やろうと思ってたものはコレやったんや!(鳥避けカイトでした)」と色んな発見もしました。

 作業をさせていただく田んぼにようやく到着し、指導員の方より説明を受けた後、生徒たちは2班に分かれ、一方は鋸鎌で稲株を刈る作業を、他方は刈った稲を2株分ずつ藁で束ねる作業を行いました。授業の後半では作業分担を交代し、全員が一連の稲刈り作業を行いました。気温29℃を超える厳しい残暑のなか、すぐに休憩をしようとする者、軍手で汗を拭いながら黙々と作業する者、自ら積極的に指導員の方に教えてもらってコツを習得する者、それぞれのペースで作業を続け、授業終了時には束ねた稲の山がいくつも出来ました。

 これから、刈り取られた稲は乾燥機にかけて、お米「ヒノヒカリ」、籾殻、藁に分けられます。次回は、12月にこの藁を使って「縄ない」を教えていただきます。さらに発展させて、水引きや折り紙を使って「しめ縄飾り」つくりにも取り組む計画をしています。

 生徒たちにご指導いただいた指導員の方々、この度はありがとうございました。