なによりも嬉しいのは...

校長 片山 造

 思いがけず、SNSで20年以上前に北海道の港町の学校で担任をした教え子とつながった。(覚えていますか?)(○○さんも元気です)(双子の母親になりました)...。

 懐かしいやりとりのあと、文末は「いつまでも健康で、先生らしくいらしてくださいね」という言葉で結ばれていた。驚いた。なぜなら、高校生時代の彼女は、荒っぽいハマ言葉で(敬語のケの字も)話すことができない生徒だったから。

 高校を卒業して20年余り。彼女にもいろいろあったのだろう。当時を思い出しながら、教師になって良かったなと思う時間であった。