試される大地

校長  片山  造

 「試される大地」これは(2000年)北海道のイメージアップキャンペーンのキャッチフレーズ。当時、この言葉は経済や産業が停滞していた北海道を元気づけ、道内外にアピールするための旗印として期待された。

 ロゴマークとキャッチフレーズに全国から6万もの応募があった。審査には「北の国から」などで有名な脚本家の倉本聰氏ら13名が選ばれ、6時間に及ぶ討議の後、ロゴとキャッチフレーズが決定した。「試される大地」以外で、最終選考に残ったのは「解放区」「ここには進む道がある」...。20年の歳月を経て、北海道は元気にしているだろうか。第2の故郷として見守りたい。

 さて、我が福泉高校のキャッチフレーズは何か?確認しておくことにしよう。それは「No Limit!とことん福泉!」この言葉には、自分の限界を決めず、懸命に頑張る人を応援するというメッセージが込められている。自分と自分を取り巻く世界にエールを送り続けることのできる人でありたい。