間違って使われている言葉に、①「情けは人のためならず」②「気の置けない人」がある。
①は「人に情けをかけるとめぐり巡って自分に帰ってくる」の意。情けをかけるとその人のためにならないという意味によく間違えられる。②は「親しい人」のこと。遠慮する必要がないほど近しい間柄。気を許すことができない人という意味で誤用されやすい。
言葉は変化していくもの。10年後にどんな言葉が残り、どう変容していくのだろうか。
(美しくて優しい言葉)を後世に残していく。それを担っていくのは、紛れもなく私たち一人ひとりであることを自覚したい。