時間の使い方を調べてみた件

 (1日は24時間。それをいかに使っているのだろうか?)30代のある日、なぜだか自分の1日の時間の使い方について調べたことがあった。睡眠時間や食事の時間等を除き、自分なりにできるだけ細かく時間を仕分けしてみた。授業時間の50分についても、授業=生徒のための時間とはせず、その中でも、「生徒とのやりとりの時間」「個別作業の時間」「生徒同士のやりとりの時間」「板書や講義の時間」...できるだけ細かく、時間の使い方を算出してみた。

 すると、意外に生徒のために使っている時間が少ないことに気がついた。例えば、50分の授業で真に生徒とやりとりをしている時間を算出したところ15分程度だった。それ以外にも、相談があるという生徒に放課後、部活動があるため十分な時間がとれていないとか、テスト範囲まで授業をやりきるため、生徒から出た質問に答えられていない等...。

 検証?してみると、(まだまだ、だめだなぁ)と反省することしきりだった。

 その一方で、なんとなく無駄に思え、効率が悪いと感じていた時間も(必要だからその時間はあるんだなぁ)とも思えた。時間の使い方に正解はないけれど、時折、振り返りながら検証してみる必要があるのではないだろうか。