物事のとらえ方

 太平洋に浮かぶ小さな島に、冒険家の父に育てられた双子の兄弟がいました。成人し大人になった後の二人の人生は対称的なものでした。ひとりは父親と同様、冒険家になり、世界中を飛び回りました。もうひとりは、生まれ育った島から生涯、外に出ることなく過ごしました。後に「なぜあなたはそうなったのか」と聞かれ、二人とも同じ答えをしたそうです。

「あの親のもとで育ったら当然こうなる」と。

 「物事の捉え方」で人生は変わる ということを教えてくれる話でもあります。

(注)冒険家を「酒乱」に置き換えてみてください。その双子の息子は、(警察官)と(酒乱)になりましたというのが本来のお話です。イロイロ考えてしまいますねぇ。