嬉しい(><)連絡

 二十年以上前、北海道の漁師町の学校で教員をしていた時の生徒からメールによる連絡があった。

 「先生、お久しぶりです。学校のホームページみました。校長先生になったのですね。ぼくらの先生が校長先生になるなんて、とても誇らしいです。応援しています。」

 どうしているか心配していた生徒だったので、(おおーっ)と思わず声をあげてしまった。

彼は自分のクラスの生徒であり、野球部のキャプテンをしていた。夏の大会の抽選会で室蘭に行った時、時間があったのと緊張をほぐすため?一緒に当時流行り始めていたプリクラを撮ったことを覚えている。

 メールには続きがあった。「先生、ひとつお願いがあります。先生のブログ、難しい漢字が多くて読めません。読み仮名をつけてください。」

 それ以来、できるだけ平易(へいい)な漢字を使い、難しい漢字や語句には読み仮名や解説をつけるようにしている。彼の学びのお手伝いになればよいと思っている。どうやら、自分自身、まだ彼の先生でいたいようだ。