「和食」(日本食)のすばらしさ

「天高く馬肥ゆる秋」

(語釈)秋は空気も澄んでいて、空も高く感じられ、馬も肥えるような収穫の季節でもある。

 世界で注目されている「和食」。日本人はその素晴らしさに気がついているだろうか。フランス人はフレンチが、イタリア人はイタリアンが世界で一番すばらしい料理だと認識している。そこに理由はない。日本人はどうだろうか?自分たちが一番と思っていない限り、世界には伝わらない。「和食」のすばらしさを考察してみた。

(1)「生活と密着している」...正月のおせち料理に始まり、節句や祭りなどの行事と深い関りがある。また、四季の移り変わりや地域の特色が色濃く反映されている。

(2)「五感で愉しむ」...料理によって、だしのとりかた、食材への包丁の入れ方や配膳の工夫、多種多様な器を使用し食を愉しむ文化がある。

(3)「健康に良い」...西洋料理と比べ、油をほとんど使わず、旬の食材そのものを愉しむことができる。和食のヘルシーさは、世界中で注目を集めているところ。

(4)「日本酒がすすむ?」...和食と言えば日本酒というのは、今となっては昔のこと?

フランスでも日本酒ブーム。試飲会場に大盛況だそうな。

(外国の方が好きな日本食)1位~5位

1位「ラーメン」2位「肉(WAGYU)」3位「寿司」4位「魚(新鮮な刺身)」5位「唐揚げ・カレー・粉もの・定食」

 ちなみに、懐石料理やお寿司、てんぷらだけでなく、「そば・うどん」「とんかつ」、大阪なら「お好み焼きやたこやき」も世界に誇る日本の和食です。