「東京スタディツアー」報告②です。
・2日目(8/2(AM))
昨日のゲリラ豪雨から一変、猛暑の中、東京大学本郷キャンパスへ。
午前に訪れたのは、本校卒業生でもある精密工学専攻の木下先生の研究室。
本研究室では、持続可能な社会の実現に向けて、工学と社会を結びつけるための学問(「サステナビリティ設計学」)を研究なさっています。具体的には、シミュレーション等を用いた、現在から未来に至るまでの「シナリオ」設計の研究等があります。
まず、木下先生から「サスティナビリティ設計学」についてや、未来を描く「シナリオ設計」の方法等の講義をしていただき、その後、2050年頃を想定した『持続可能な社会の実現に向けたものづくり』について、実際にグループディスカッションを行いました。
木下先生曰く「このディスカッションは実際に大学院で行っている内容で、この短い時間内でやるのは少々無理がありますが・・・」ということだったのですが、そこはさすが茨高生、最終的には様々な観点からビジネスモデル等の提案をしてくれました。
将来、どのような分野に進んでも必要とされる概念や考え方、そんな研究に触れられたことは、生徒たちにとって大きな財産になったはずです。