8/2(水)東京スタディツアー 報告③(ラスト)

「東京スタディツアー」の続報(ラスト)です。

・2日目(8/2PM)

 午後は、本郷キャンパス構内を散策した後、複雑理工学専攻の篠田先生の研究室へ。

 超音波を用い、何も持たない手に触覚の再現を行う技術の体験や、シート状のものを媒体として行う二次元通信の見学など、最先端の技術を体験しました。

 触覚の再現は、立体映像に手を伸ばすと、そのものに触れているかのような感触が伝わってくるというものです。生徒たちからも、「風圧に近いものが感じられる」、「ここから出た超音波が強め合っているのかな?」、「点ではなく面で触ると・・・」など、さまざまな感想や疑問が出てきました。

 また、後半ではこれら技術をどのように利用できるのかについて意見交換を行いました。一つ一つの意見に対して、先生から丁寧なお答えを頂きました。

 印象深かったのは、「技術発展だけでなく、どのように技術を活かすかを考えるのも研究」という理念の下、研究室には人文系、理数系問わず様々な学生さんが在籍されているということでした。

 世間一般的に「文理融合」がトレンドワードとなっている中、まさにその実践の具体例を学ぶことができたのではないかと思います。

 この二日間の学びで共通していたことは、「社会的課題に対して、どのように理系の専門知識を活かせるか」という視点だったと思います(まさに文理融合そのものですね!)。本行事に参加した生徒には、そのような社会的な使命にも思いを致し、今後のキャリアを考えてもらえればと思います。

 

230803【写真】東京スタディツアー③ (2).jpgのサムネイル画像 230803【写真】東京スタディツアー③ (1).jpgのサムネイル画像

カレンダー

2024年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31