救急法講習会を開催

 本日、7月21日(金)14:00から約90分間、セミナーハウス1階で救急法講習会を開催しました。今回は各文化部の顧問教員1名と代表生徒1名の2名を対象に、岸和田市消防署から講師として2名の方に来ていただき、実施しました。

 救急法全般についての講義の後、講師の方の指導のもと、実際に人形と練習用AEDを使用して、心肺蘇生法(胸骨圧迫)とAEDの使用の手順を体験しました。参加した全員が胸骨圧迫をしてみて、長時間継続するのは体力面で負担が大きいことを実感しました。

 講師の方は何度も救急車が到着するまでの平均時間は8.9分だとおっしゃっていました。また、救急車が来るまで何も救命処置をしなかった場合と、胸骨圧迫やAEDなどの処置を行った上で救急隊に引き継いだ場合での生存率には大きな差があると話しをされていました。

 先日、大阪府内で開催された高校生の部活動の大会中に出場生徒が倒れ、AEDを使用し救急搬送される事案が発生したと聞いたところです。そのような事態が起こらないことを祈りたいですが、突然、誰かが倒れ、心臓や呼吸が止まっているなどの緊急の場面に遭遇した場合には、今回の講習会で体験したことを役立てほしいと思います。

  

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