先週土曜日7月22日(土)、第105回全国高等学校野球選手権記念大阪大会3回戦、対浪速高等学校戦が大阪シティ信用金庫スタジアムにおいて行われました。
本校は後攻であり、1回表の守備につきました。1アウト取った後、フォアボールとエラーが絡み、1本のヒットで2点先取されてしまいました。2回表も2アウト1,2塁からタイムリーで1点、さらに左中間のあたりをセンターが横っ飛びで取ったかと思いましたが、グラブからボールがこぼれてしまい、さらに2点を追加されてしまいました。残念でしたが、ファイトある素晴らしいプレーでした。
序盤で5点を取られ、完全に流れが相手にいってしまったかと思いましたが、3回からはピッチャーが代わり、3回表をゼロに抑えたことで流れを止めました。3回裏には2アウトから2本ヒットが続き、次の打者もよい当たりでしたが、レフト正面のライナーに終わりました。
相手をゼロで抑える中、5回裏にはノーアウトからランナーを出しましたが、後が続かず、点を奪うことができない展開が続きました。6回裏は1番から始まる好打順だったので、期待していましたが、相手はエースナンバーを付けたピッチャーに代わり、抑えられてしまいました。流れをこちらに大きく引き寄せることができないまま、次の7回表には4点を取られました。7回裏にはフォアホールなどでランナーを出し、何とか1点でもと思いましたが、タイムリーは出ず、9対0で7回コールド負けとなってしまいました。
力は相手のほうが上ですが、その差はこの点差ほども開いていないのですが、改めて、フォアボールやエラーの怖さと、高校野球における試合展開での流れの大切さを実感したところです。
3年生部員の皆さん、お疲れ様でした。最後の夏の大会で一つでも多く勝つことを目標に、相当な練習を積み重ねてきたことだと思います。持てる力を十分に発揮することはできましたか。試合に負けたことで悔しかっただろうと思いますが、もちろん、結果がすべてではなく、その試合に向けてどれだけの準備をしたのか、また、どのような気持ちで臨んだのか、そして、どれだけ力を発揮できたのかが重要だと思います。一人ひとり受け止め方は異なると思いますが、3年間硬式野球部員として取り組んできた経験を今後の生活、人生がよりよいものとなるよう、活かしてもらいたいと願っています。
1,2年生部員の皆さん、本日から新チームがスタートします。皆さんにとって、先輩たちの頑張りを近くで見てきたことが今後の取組の原動力になるかと思います。高校野球は1か月ほどですぐに秋季大会が始まります。時間はあまりありませんが、新キャプテンのもと自分たちの目標を立て、チーム一丸となって、次の大会で満足のいく結果をだせるよう、練習や練習試合に取り組んでください。皆さんの頑張りに期待しています。
最後になりましたが、猛暑の中、舞洲まで応援に来てくださった野球部OBの皆様や保護者の皆様、そして、生徒の皆さんにお礼申し上げます。今後とも、岸和田硬式野球部の応援をよろしくお願いします。