「東京方面大学ツアー」を実施

 8月3日(木)、4日(金)の1泊2日で、東京大学、早稲田大学、慶応義塾大学を見学する「東京方面大学ツアー」を実施しました。今年度は昨年度より参加希望が少なく、参加者は1・2年生あわせて5名でした。今年度は私も一緒に生徒を引率しました。

 1日めは新大阪駅8:30に集合でしたが、その15分前には全員が集まりました。新幹線で品川へ、乗り換えて田町駅近くにある慶應義塾大学三田キャンパスを見学しました。三田キャンパスには、慶応の代名詞ともなっている赤レンガの図書館旧館などがあり、アカデミックな雰囲気が漂っていました。生徒は自由に見学しながら、その雰囲気を味わってくれたかと思います。昼食に、有名な「山食カレー」を食べている生徒もいました。そうした時間を過ごした後、電車を乗り継ぎ、東京大学本郷キャンパスへ移動しました。

  

  

 東京大学では岸和田高校関東支部の4名の方々にキャンパス案内をお願いしており、「赤門前」で15:00に待ち合わせをしていました。元同窓会会長の案内により、およそ2時間かけて、各施設の特徴や歴史などについて学びました。私自身も東京大学構内に入るのは初めてでした。赤門や安田講堂をはじめ、それぞれの学部棟なども歴史が感じられる素晴らしい建物ばかりでした。そして何よりも長年大学が重ねてきた教育・研究活動の歴史が詰まった知的な空間に感動しました。多くの人が東京大学に憧れを抱くのもよく分かります。

 見学終了後、大学構内にある山上会館において激励会を開催していただきました。今年度は関東に在住されている本校同窓生およそ20名の皆様にもお集まりいただき、盛大な会が催されました。また、本校卒業生で関東方面の大学に通っている3名の学生も参加してくれました。参加した生徒たちにとって、自分たちの先輩となる同窓生からの熱い思いと期待を受け、大きな刺激になったことだと思います。

 お忙しい中、激励会にご参加いただいた皆様、また暑い中、キャンパス案内いただいた方々に感謝申し上げます。来年度はより多くの生徒を連れていきたいと思っていますので、引き続き、よろしくお願いします。

  

  

  

 2日めの午前は御茶ノ水にある宿泊したホテルから、次の目的地である早稲田大学へ向かいました。早稲田大学では、生徒それぞれが興味のある施設の見学を行いました。慶応、東大に続いての見学となりましたが、大学それぞれに特徴があり、早稲田大学は「自由な校風」というイメージどおりで、門には門柱や塀などもなく、開かれた大学というのが印象的でした。

  

  

 早稲田大学の見学を終え、東京駅へ向かう途中、再度東京大学本郷キャンパスを訪問し、各自自由に見学・昼食できる時間をとりました。ちなみに私は安田講堂の下にある中央食堂のみで食べられるという、ピリ辛の餡が掛かった汁なし麺「赤門ラーメン」を食べました。とても美味しい上に、安くてボリュームがあるのが魅力的で、人気があるはずです。

 東京大学での自由見学・昼食を終え、東京駅到着後はお土産を買うなどの自由時間を1時間程度とり、15:48初の新幹線に乗って新大阪駅まで戻ってきました。暑い中での長い移動であったため、体調面を心配していましたが、特に体調を崩す生徒もなく、予定どおり、計画をすすめることができたことに感謝します。

 参加してくれた生徒にとっては、それぞれに、この「東京方面大学ツアー」への参加を決めた理由や目的があると思います。この2日間で体験したことが、その目的の達成に繋がったのかどうかは分かりませんが、一人ひとりにとって、記憶に残る2日間であっただろうとは思います。自分自身の進路を考える、学習意欲を高めるなどのきっかけにしてもらえれば嬉しいです。参加してくれた5人の生徒とは、この2日間で感じたことを互いに共有できる時間をとりたいと願っています。参加してくれた生徒の皆さん、お疲れ様でした。

 また、岸和田高校関東支部の皆様をはじめ、ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。改めて、お礼を申し上げます。

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