オーストラリア研修に向けた研修を実施

 昨日11月30日(木)、会議室において、3月4日(月)から15日(金)まで12日間のオーストラリア研修に参加する生徒50名を対象とした「Kick Off 研修」を実施しました。

 参加生徒50名が集まるのは10月13日(金)に行った書類配付・渡航説明会以降初めてとなります。今回はオーストラリア研修参加に向けた動機付けを主な目的として実施しました。

 前半は今回のオーストラリア研修を企画し実施いただく担当者から研修実施に向けた説明や話しをしていただきました。前半の終わりには、遠慮することなく、恥ずかしがることなく積極的に話しをすることが大切。その理由として、日本の「察する文化」とは異なり、オーストラリアは「発する文化」であり、伝えなければ分かってもらえないという話しがありました。

 また、初日から積極的に発言するためには、研修先であるブリスベンのことを調べたり、話しをする内容をあらかじめ準備したりしておくことが重要だとも伝えていただきました。

 そうした説明の後は、6名以下のできる限り初対面のグループで、名前(呼び名を含めて)、趣味、性格などについての自己紹介が行われました。1,2年生混ざっての交流でもあり、生徒たちは最初恥ずかしそうにしていましたが、徐々に固さもなくなり、楽しそうにしゃべっている様子が見られるようになりました。

 このグループでの自己紹介を2度行った後、今度は5名のグループに分かれ、まずはこの研修に参加しようと思った理由、この研修への目標・期待や不安について、一人ひとりがプリントに書いていくよう指示がありました。生徒たちからは、期待としては海外に友達ができること、英語力を高められること、日本と異なる文化を知れることなどが、また、不安としては現地の人がしゃべる英語を聞き取れるのか、コミュニケーションをとることができるのか、食べるものは大丈夫かなどが挙げられました。

 こうした答えからも生徒たちの期待と不安が入り混じった心境がよく伝わってきました。そのうえで、担当者からは不安を期待に変えるためにもしっかりとした準備をという話しがありました。

 その後、次回集まる時までに、この5人のグループで現地の物価、カルチャーショック、研修中のルールについて調べ(考え)ておいてくださいとの課題が出されました。生徒たちは互いに面識のないメンバーであるため、連絡先や連絡方法を確認していました。次回は1月11日(木)15:30から「ホームステイオリエンテーション」として集まります。

 オーストラリア研修に参加する生徒たちには、多くのことを感じ、学び、身に付けて帰ってきてもらいたいと考えており、担当の方からも話しのあったように、3月までにしっかりと準備をしてほしいと願っています。特に、英語によるコミュニケーションを円滑にすすめることができるよう、英語力を高めることについては、これまで以上に意識して取り組んでほしいと思っています。

  

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