令和5年度2学期終業式を実施

 本日、12月22日(金)3限に2学期終業式を行いました。例年、2学期終業式は中庭に集まり行っていますが、今シーズン最強寒波が到来したこともあり、1学期終業式と同様、生徒がいる各教室と校長室をGoogle Meetでつないで実施しました。

 まず、校長講話として私から話しをしました。最初に、校長ブログを見てほしいという話しと絡め、2学期に実施した多くの行事を振り返りました。生徒に伝えたかったことは2つあり、その1つが、印象に残っているのは自分が主体的に活動した行事であることからも、やはり「主体的に活動」することが大切だということです。もう1つが、私が校長ブログに掲載する目的で、様々な取組に参加し、感じたことなどを記録するようになったという話しを通して、「何のために取り組んでいるのかという、目的や目標を意識しながら行動するようにしてほしい。」ということです。

 次に、2学期に行われた課題研究に関するイベント「大阪府学生科学賞」と「大阪サイエンスデイ」において、本校の生徒が「快挙」ともいえる素晴らしい成果を残したことを共有しました。「大阪府学生科学賞」では、最優秀作品賞6本のうち大阪府知事賞を含めた2本が本校3年生の作品でした。「大阪サイエンスデイ」では、59本の発表から優秀賞8本が選ばれた中で、2本が本校2年生の発表でした。生徒一人ひとりの頑張りが実を結び、成果として表彰されることはとても嬉しいことです。

 このことに加えて、本日午後からビッグニュースが飛び込みました。大阪府知事賞を受賞した3年生の山田美桜さんの「薬草ドクダミの魚病予防・治療への可能性」が「日本学生科学賞」における審査の結果、見事、文部科学大臣賞を受賞しました。本日午後に開催された表彰式で明らかになりました。

 下の写真は山田美桜さんが文部科学大臣賞の表彰状を授与されているところです。

 

 3年生になってからも研究を継続し内容を深化させていただけに、本当に嬉しい結果となりました。おめでとうございます!!「大阪府学生科学賞」については10月14日付け、「大阪サイエンスデイ」については12月20日付けの校長ブログを見ていただければ幸いです。

 その後、3年生の多くは大学受験を控えて、ストレスが高まる時期でもあることから、「心のストレス」について、私の経験を踏まえ話しをしました。「ストレスを過度にためず、適度なストレスとうまくつきあっていくためにも、自分のストレスに気づきながら、コントロールしていくことが大切」、「誰にでもできないことや苦手なことはあるので、失敗を恐れず自身を持って取り組むことや、恥ずかしさを忘れることはストレスの抑制には効果的」、一方で、「ストレスや失敗がなければ、成長しないとも思っており、だからこそ、自分でストレスをうまくコントロールできるようになってほしい。」、そして最後に「ストレスに押し潰されそうになったら校長室に相談に来てください。」と伝えました。

 3年生のみならず、1,2年生も人間関係でのストレスや学習面での行き詰まりなどを抱える生徒がいると思います。ストレス社会と言われる中で、生徒たちにはこれからも楽しく充実した生活を送ってほしいと願っています。

 その後、各部活動における表彰伝達を行いました。今回も、多くの生徒の表彰伝達が行われました。優秀な成績を残された皆さんの頑張りに敬意を表します。その後、生活指導部、進路指導部、首席から連絡がありました。

 生徒の皆さん、2学期お疲れ様でした。校長講話でも話しをしましたが、体調に留意しながら、事故や怪我などのないよう、また、トラブルに巻き込まれたりすることのないよう、十分気を付け、充実した日々を過ごしてください。年明けに皆さんの元気な姿を見ることができるのを楽しみにしています。

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